展示会出展コンセプトが重要な理由

展示会出展で多くの人を集めるのに
ブース作りはとても重要です。

そう聞くと
お金をかけてきれいなブースにしなければならないのか
と思うかもしれませんがそういうわけではありません。
もちろんブース装飾に力を入れること自体
悪いことではありません。

ただし、最も重要なことをないがしろにして
ブース装飾に凝っったとしても
結果につながらないということなのです。
そしてその最も重要なことが
「ブースコンセプト」です。

あなたのブースが何を提供して、
どのようなお客様にとってどんな価値があるか
をわかりやすく伝えているかが重要です。

「誰に」とって「どんな価値があるか」です。
このコンセプトがぶれていると
「何のブースかわからない」
「自分には関係ないブース」
「機能説明だけで価値が分からない」
といった印象を来場者に与えてしまいます。
よくあるのが、せっかく展示会に出展するならと
自社の商材をなんでも並べてしまうブースです。

そして、何のブースかよくわからなくなってしまい
来場者の興味関心を惹けないという結果になってしまいます。
また機能やスペックを強調してるだけで
顧客にとってどんな価値があるか、
どんな課題解決につながるのか
が全く分からないブースなどもよく見かけます。
来場者は多くのブースを見て回ります。
その中で自分に関係があるもの、
自分に役に立ちそうなものを探しています。

その中で、パッと見て
「あ、このブースは役に立ちそうだ」
と思ってもらう必要があるのです。
売り手目線のメッセージではなく、
買い手目線のメッセージで伝えることが重要です。

そのためにも「誰に」「どんな価値を」提供するのか
コンセプトを明確にすることが重要なのです。
コンセプトの作り方はこちらの記事が役に立つと思います。
成果を出す展示会出展のポイント(5)コンセプトの明確化

商談を得るためにはセミナー開催がおすすめ

セミナー開催はBtoB企業にとって
顧客獲得のための重要な手段です。

特に展示会などに出展し、大量の名刺を獲得した後は
そのフォローアップセミナーを行うべきです。

それには以下の3つの理由があります。

1)優良な見込み客に来てもらえる
2)専門家になれる
3)信頼関係を構築できる

セミナーに来る人は優良な見込み客であり
更にセミナー講師は専門家として情報提供ができ
その結果信頼度をあげることができるわけです。

ですが、セミナー開催出来るネタがない、
という悩みもよく聞きます。

しかし、自社商材についてはお客様より
多くの情報を多く持っていますよね。

であれば、
・どのような課題解決につながるのか
・どのような活用事例があるか
など、お客様の役に立つ情報があるはずです。

それを提供すればよいわけです。

ここで注意しなければならないのが
自社商材の説明だけではダメだということです。

あくまでもお客様のお役に立つ情報
課題解決につながる情報を提供するということです。

そして、その課題解決の手段として
この商材がお役に立つんだよ、
というをお伝えすればよいのです。
ただし、情報を提供すれば商談につながるかというと
そうとも限りません。

重要なのは、セミナーが終わった後に
お客様に次の行動をとってもらうための
仕掛けを作っておくことも重要になってきます。

このようなことを考え、セミナーを開催していけば
確度の高い商談化につながりやすくなっていきます。

ぜひ、セミナーを開催することをおすすめします。

顧客獲得のためにセミナーを開催しよう

御社はセミナーを開催してますか?

BtoB企業が継続的に新規顧客を獲得するための方法として
定期的にセミナーを開催することをおすすめしています。

特に展示会などに出展し、大量の名刺を獲得した後は
そのフォローアップセミナーを行うべきです。

では、なぜセミナーを開催する必要があるのか?

セミナーを開催すべき3つの理由

それには3つの理由があります。

1)優良な見込み客に来てもらえる
2)専門家になれる
3)信頼関係を構築できる

それぞれについて簡単に解説します。

1)優良な見込み客に来てもらえる

展示会で名刺交換して集めたリード情報(見込み客情報)の中には
自社の商材にあまり興味がない人もいますよね?

営業リソースにも限りがあるので、
効率的なフォローを行う必要があります。
そのためには誰が優良な見込み客なのかを把握する必要もあります。

セミナーを開催した場合、どういう人が集まるでしょうか?

御社の商材に興味がある人だけが参加してくれますよね。

つまり優良な見込み客だけが集まるので
その人たちに対してフォローすると効率がよいのです。

2)専門家になれる

通常の営業現場では、売る側はどうしても立場が下になりがちです。

しかし、セミナーでは専門的な情報を発信する
専門家という立場になれるのです。

セミナー参加者に対して
ある意味先生のような立ち位置になれるわけですね。

同じことを説明しても
・営業パーソンが話すと単なる営業トーク
・専門家が話すと有益な情報
と、聞き手側の印象が代わったりします。

ですので、セミナーで情報発信するのは有効なわけです。

とはいえ、もちろんセミナーの内容が
単なる商品説明や売込みではダメです。

お客様の役に立つ情報を提供しつつ、
自社の商材がどのようにお客様の課題解決につながるか
をアピールすることが大切ですね。

3)信頼関係を構築できる。

専門家として役立つ情報を発信してくれる人と
いつも売り込みばかりしてくる人

どちらが信頼できるでしょうか?

セミナーで役に立つ情報を発信すれば
御社への信頼度を上げることができるのです。

また、セミナーに参加してもらえれば
直接会ってコミュニケーションをとることができますよね。

1対1のアポは嫌だけどセミナーは行ってもいいかな、
と思ってる人もけっこういます。
セミナーを開催すればそんな人たちと
直接会えるチャンスでもあるのです。

まとめ

このようにセミナーを開催すれば
優良の見込み客に対して専門家としてアピールし
信頼関係を構築できるのです。

ですので、ぜひセミナーはやったほうがよいです。

とはいえ、
・セミナーでどんなことを話せばよいのかわからない
・セミナーで話すような専門的な情報はない。。。
・話すのがうまい人がいない。。。
こんな不安があるかもしれません。

どんなセミナーをすればよいかについては
また別の機会にお伝えしたいと思います。