展示会のバーコードってどうなの?

barcode

展示会では名刺を集めるのが基本ですが、
バーコードで読み取るサービスがある場合もあります。

バーコードを使うのはどうなのか?

バーコードを使うメリットとしては
・データ化がすぐできる
・名刺交換より手軽
という、主に二つがあると思います。

 

データ化がすぐできるについては、わざわざ名刺からデータ入力する必要がないのでメリットはあると思います。

しかし、名刺交換より手軽、というのは、私自身はあまり良いこととは考えていません。

だいたいバーコードを使って手軽に情報を集めようとするブースでは、ノベルティと交換で、バーコードをピッとするところが多いです。
しかし、それではノベルティ目当てで集まる人の情報ばかりとなり、ターゲットとずれるケースが多いです。

また、バーコードで読み取っただけで、名刺交換をしていない場合、来場者はそのブースの名刺を持っていないことになります。
来場者側に出展者側の情報をきちんと届けられていないという状態になってしまうということです。

ですので、バーコードを活用する場合でも、名刺交換をしておかなければ相手に覚えてもらえなくなります。
それでは、なかなか次の行動は起こしてもらえなくなってしまいます。

ツールとしてバーコードを使うのはいいと思いますが、少なくとも名刺交換はするべきだと考えています。

野村 昌平

野村 昌平

中小企業診断士/ウェブ解析士/VEスペシャリスト
/一般社団法人データマーケティングラボラトリー理事
「企業に選ばれる個人事業者を育成する」というミッションを掲げて活動中。

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