自分の強みを把握するための方法

自分の強みを見込み客にアピールすることは
顧客を獲得する上でとても重要な要素です。
先日とあるセミナーに参加してきたのですが
そこで「自分の強み」について
ちょっと考えることがありましたので
ご紹介させていただきます。

そのセミナーではチームに分かれて
いくつかワークを行いました。

そして、チーム内の他のメンバーから
こんなことを言われました。

「もやもやしたものを具体的にしてくれるね」
「思考のプロセスがしっかりしてるね」
「行動力があるよね」
「決断が早いね」

これらは実際に私自身も得意だと思っていることでした。

物事の根本的な原因や目的を突き止めたり
フレームワークを使って体系的に状況を把握したり
プロセスに分解して具体化したりするのは
コンサルタントとして日常的に行っています。

またやると決めたら、
とりあえず行動を起こしてみてるほうです。

ですので、これらに関しては自分としても
分かっていた強みといえます。

ところが、こんなことも言わました。

「みんなを引っ張ってくれてありがとう」
「全体を見て的確に動いてくれたね」
「なんか一緒にいると元気になる」

正直、これらはかなり意外な言葉でした。

私は自分自身は
どちらかというと個人主義的なところが強い
と思っていました。

また、スポーツでもチームスポーツはやったことがなく
学生時代は剣道、今はゴルフといった
個人競技しかやってきていません。

なので、チームワークやリーダーシップ
というところに少し苦手意識を持っていました。

ところが、自分では苦手と思っていたのに、
他の人からの評価は全く逆ともいえる
評価をいただいたのです。

苦手意識を持っていてもそれは単なる思い込みで
やってみると意外とできることも多いわけです。
このように「自分自身の強み」というのは
意外と自分では気が付かないものです。
自分はどうしても客観視できないからです。

ですので、第三者に聞いてみると
意外な自分の強みが発見できます。

ぜひ既存顧客やビジネスパートナーなどに
あなたの強みを聞いてみてください。

そして、その強みをアピールしていくことで
顧客を獲得しやすくなっていくのです。

野村 昌平

野村 昌平

中小企業診断士/ウェブ解析士/VEスペシャリスト/一般社団法人データマーケティングラボラトリー理事
「企業に選ばれる個人事業者を育成する」というミッションを掲げて活動中。

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