その言葉は相手に伝わっているか?

BtoBマーケティングで企業に選ばれる個人を育成する
中小企業診断士の野村昌平です。

私は昔、バックパッカーをやっていた時期があり
50ヶ国以上を渡り歩いていました。

※バックパッカー時代の旅行記も書いてるので良ければご覧ください
バックパッカー旅行記

元バックパッカーの中小企業診断士というのは
けっこう珍しいと思います。

バックパッカー経験が今のビジネスの役に立っているのか?
という質問を受けることもあるのですが

私の答えはとしては
YES
です。

海外の仕事をしてるわけではありませんが
バックパッカー時代の様々な経験が
今の自分を作り上げています。

実際にいろいろなことを学んだわけですが、
その中でも大きな要素が
「他者の考えを受け入れる」
ということです。

言い換えると
「自分と他者は違う」
という認識をもてるようになったとも言えます。
海外の国では日本語も通じませんし、
英語も全く通じない事もよくあります。

そして、日本の常識も通用しません。

そんな中で、こちらの常識を押し付けようとしても
意味がありません。

そうではなく、相手の考えを理解しよう
という姿勢が大切になってくるのです。

そのために相手の言葉に耳を傾ける
ということが必要になるわけです。

例え自分と違う考え方だったとしても
一方的に否定するのではなく
なぜそのような意見を言うのか?
ということに考えを巡らすようになりました。

 

逆にこちらが言いたいことを伝えるためには
「どのようにしたら伝わるか?」
ということも考えないといけないわけです。

自分では伝えている「つもり」でも
伝わっていなかったり、
誤解されたりしては意味がありません。

「相手に伝わる表現をする」
ということが重要になります。

 

このようなバックパッカー経験を通じ
相手に伝わる表現を考える
という習慣がついたのは大きいです。
マーケティングの場面でも
売り手目線の言葉になっていて
買い手にはまったく響かない
ということもけっこう起こりがちです。

そうではなく相手目線で、
相手に伝わる言葉を選ぶ必要があるわけです。

商品の価値が高くても
伝わらなければ意味がありません。

相手の心に響く言葉で伝えていくことが大切なのです。

 

野村 昌平

野村 昌平

中小企業診断士/ウェブ解析士/VEスペシャリスト/一般社団法人データマーケティングラボラトリー理事
「企業に選ばれる個人事業者を育成する」というミッションを掲げて活動中。

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