本質的なマーケティング

マーケティングというと
WebマーケティングやFacebookマーケティング
動画マーケティングといったものを
思い浮かべるかもしれません。

しかし、実はこれらの○○マーケティング
と言っているものの多くは、
単なるプロモーション、集客手法であり
マーケティングのごく一部にすぎません。

あるいはマーケティングリサーチを
思い浮かべるかもしれません。

このマーケティングリサーチも
マーケティングのごく一部にすぎません。

本質的なマーケティングというのは
もっと大きな概念になります。

簡単に言うとマーケティングとは
セールスを楽にするためのものです。

セールスを楽にするためには
・顧客のニーズの把握
・コンセプトの明確化
・心に響くメッセージ作り
・商品の見せ方
・ブランディング
・情報発信
・プロモーション
・購買プロセスの明確化
といろいろな方法があります。

それぞれはマーケティングの
戦術レベルとなります。

しかし、重要なのは個々の手法、
戦術ではありません。

重要なのは、戦略を立てることです。

セールスを楽にする
自社の商品を売りやすくするために
どのような戦略を組み立てるか?

全体的なマーケティング戦略を考え、
個別の戦術に落とし込む
ということが大切なのです。

なお、マーケティングについての
おすすめの本はありますか?
という質問を受けました。

論理的にわかりやすいものとしては
佐藤義典先生の
「図解 実戦マーケティング戦略」
がおすすめです。
http://amzn.to/2tTFDIA

マーケティングについて勉強されたい方は
一度読んでみてください。

展示会で直接アポを取る事も大切

展示会に出展する際、名刺を獲得することを目的にする場合が多いと思います。

しかし、本当の目的、最終的な目的は契約を獲得することです。

ということは、その場で商談をし、契約がベストです。
ですが、展示会場で契約までは至るというのは稀です。

しかし、アポを取ることは実は可能です。

興味関心が高い方、詳しく聞きたいという方、質問がある方には
その場でアポを入れてしまえばよいのです。

名刺を獲得した後、再度電話やメールでアポを取るのではなく、
その場でアポを取ってしまえば素早い対応が可能です。

また、後日電話やメールでアポを取るより、確実にアポが取れます。

名刺を獲得することを目的とするのではなく、
契約獲得まで見据えて行動することによって
より成果は出やすくなるのです。

BtoBでもメルマガが重要な理由

新規顧客を獲得したいならメルマガを送ることが重要です。
それは法人向けのBtoBビジネスでも同じです。

なぜメルマガが重要なのか?

それは見込み客との関係性を築くためです。

多くの企業は名刺交換したり、
ホームページから問い合わせがあったり
資料ダウンロードしてもらったりすることで
見込み客(リード)情報を持っているはずです。

ところが、有効に活用されていない
という企業が非常に多く存在しています。

せっかくの見込み客(リード)がいるのに
アプローチできていないのです。

 

・展示会で名刺交換したけど興味なさそうだから・・・
・電話をかけたが契約につながらなさそうだから・・・
・商談で一度断られたから・・・
・うちとは関係ない人だから・・・

などの理由でアプローチするのをやめる
という場合はとても多いです。

ただ、その判断は本当に正しいでしょうか?

 

・たまたまその時はタイミングが合わなかっただけ
・関係ないと思っていたが実はニーズがあった
・状況が変化していた

ということで、アプローチしてみると契約につながった
ということも実はよくあることです。

勝手にあきらめる、
面倒になってフォローしない、
そのためにせっかくの機会を失っている可能性があります。

とはいえ、常に電話を架けたり、アポを取ったりするのは大変です。
手間も時間もかかってしまいます。

そこでメルマガが重要となるのです。

メルマガであれば一度の作業で多くの人に対して情報発信することができます。

そして自社の商品の良さやどんなメリットがあるのか、
顧客事例の紹介、業界の動向情報、お役立ち情報などを発信していくことで
自社の存在を見込み客(リード)の頭の中に刷り込んでいけます。

このように見込み客(リード)との関係性を構築することを
リードナーチャリング(見込み客育成)とよびます。

BtoBではすぐに購入してくれる顧客ばかりではありません。

ゆっくりと育て、関係性を築き、購入してもらう、
そんなプロセスも大切なのです。

そして、そのための有効なツールがメルマガです。

メルマガで見込み客を未来の顧客へと育ててください。

 

展示会の事前集客の重要性

展示会は新規見込み客を獲得する絶好の場所です。

ただし、実は新規見込み客だけではなく
既存顧客や既存の見込み客(既存リード)
に対しても有効な場となります。

特にまだ関係性が出来上がっていない
既存の見込み客(既存リード)に対しては
関係性を強化できるチャンスです。

なかなかアポは取れない、
セミナーにも来てくれない、
という状態のリードであったとしても

「その展示会はどうせ行くから、ついでにこのブースに寄ってみようか」

と思ってもらえる可能性もあるからです。

 

ですので、展示会に出展するのであれば
既存の見込み客(既存リード)に対しても
積極的に事前集客をかけるべきです。

メールを送る、電話を掛ける、招待状を送る。

このような活動をすることにより
再度接触できる機会ができ
より関係性を築くことができます。

そして展示会のブースに来てもらえれば
最新の情報を提供することができます。

そして、相手の現状や課題を聞き出し
それに対する解決策を提案できます。

 

展示会は新規見込み客獲得の場だけではなく
既存顧客、既存の見込み客(既存リード)
との関係性を深められる場でもあります。

展示会に出展するなら
事前集客にも力を注ぐことをお勧めします。

精度の高いターゲットリスト

新規のリードを獲得するためには
プッシュ型のマーケティングを行っていくことも重要です。

プッシュ型のマーケティングとは、DMやテレマーケティングなど
こちら側から積極的にターゲット企業に
アプローチする手法のことです。

ただし、ここでやみくもに電話を掛けたり
DMを送ったりしていては、労力も、コストもかけたが
なかなかリードが獲得できないということも起こりえます。

プッシュ型のマーケティングで重要なのは
いかに精度の高いターゲットリストを作るか
ということです。

どのような企業がターゲットなのかを
しっかりと把握し、そのリストをつくり
アプローチすることで成約率は大きく変わります。

ですので、このターゲット企業の設定
というのは非常に重要なポイントとなります。
では、ターゲット企業を設定したとして
どのようにリストを作成すればよいでしょうか?

インターネットで検索して、コピペでリストを作る
ということもできますが、手間がかかってしまいます。

 

そのような手間をかけるのではなく
以下のようなサービスで企業リストを
購入してしまうというのも一つの手です。

世の中には企業リストを提供しているサービスがいくつもあります。

その中の一つにB2Beegleというものがあります。
⇒ http://b2.beegle.jp/

営業先のターゲット企業を、フリーワードで抽出でき
ターゲットリストを作成できるサービスです。

 

このようなサービスを使うことで
手間をかけずに精度の高いターゲットリストを
入手することも検討してもよいと思います。

いずれにしろ精度の高いターゲットリストを
作ることが大切なのです。

セミナーから契約につなげるために必要なこと

新規開拓をしたいのであればセミナーを開催することをおすすめしています。

しかし、セミナーもやり方を間違えてしまうと成果につながりません。
せっかくセミナーを開催したとしても、契約につながらなければ意味がありません。

ところが、セミナーをやっている多くの企業が、セミナーのやり方を知らずになんとなくでやってしまっています。
その結果、なかなか契約につながらないという状態になってしまうのです。

失敗するパターンのセミナーの特徴は、自社の商品の売り込みをしている、ということです。
商品の特徴、機能、スペックなどの詳細を説明していてはダメなのです。

セミナーに参加する人々はあなたの商品に興味があるわけではありません。
セミナーに参加し自分の役に立つ情報を得たい、課題解決策が欲しいと思っているのです。

ですので、大切なことは商品の説明ではなく、参加者の役に立つ情報を発信することなのです。
そして、参加者の課題解決策として、自社の商品がこのように役に立つということを伝えるのです。

売る側の目線ではなく、参加者目線で伝えていくことが重要なのです。

そしてもう一つ重要なのが、参加者にとってもらいたい次のアクションを明確にしておくということです。
アポの申し込み、デモの申し込み、無料ユーザー登録など、セミナー終了時に次のアクションにしっかりと誘導することです。

これをしなければ、次につながりません。

ぜひ、参加者目線で伝え、最後には次のアクションに誘導してみてください。

展示会の目的を名刺獲得にしてはダメな理由

展示会は短期間で大量に見込み客の名刺を
集めることが可能です。

そのため、見込み客を集める手法としては
展示会はとても効果的です。

しかし、注意しなければならないのは
ただ単に名刺を集めればよいかというと
そうではないということです。
展示会出展の目標として名刺獲得枚数を
設定する企業が多いと思います。

それはそれで間違いではないですが、
名刺獲得自体は最終目的ではありません。
展示会出展の最終目的は
顧客を獲得することです。

つまり、名刺を獲得するのは
「名刺獲得⇒案件獲得⇒受注」
という流れの最初の部分に
すぎないということです。
ですので、展示会に出展する段階で
展示会後のフォロー、案件化、受注までを
意識した流れを作っておくべきなのです。

そこを意識せず、名刺獲得を目的としてしまうと
以下のような問題が起こる可能性があります。

・数だけ求めて質の悪い名刺ばかり集まる
・フォローがおろそかになる
・顧客獲得につながらない

そうなってしまうと
せっかく多額の費用と労力をかけて
展示会出展しても無駄になりかねません。
では、どうすべきでしょうか?

それは、展示会の企画、計画段階から
・名刺獲得枚数
・アポ取得数
・案件化数
・受注数
といった、最終ゴールに向かうまでの
各プロセスに対して目標設定すべきなのです。

最終ゴールから逆算して各プロセスの
目標値を設定することで、
ゴールに向かって突き進めるのです。
展示会に出展する際は、受注までの各プロセスに
目標値を設定することをおすすめめします。

展示会の出展目的は何か?

展示会出展している企業の方に
出展の目的をお聞きしてみると
大きく2つに分かれます。

「商品の認知度を高めること」と
「見込み客(リード)を獲得すること」です。

どちらにすべきかというと
「見込み客(リード)を獲得すること」
を目的とすべきです。
「商品の認知度を高めること」を
目的とすべきではありません

なぜなら、認知度向上、イメージアップというような
漠然とした目的では、効果測定ができないからです。

効果測定ができなければ、
その展示会出展が成功だったか失敗だったかも
判断することはできません。

そして、次のアクションや次回出展への
改善事項も分からないままとなってしまいます。

その結果、展示会出展したという事実だけで
満足してしまい、成果に繋がらなくなってしまいます。
昔の展示会では認知度が向上すれば自然と売り上げも
上がっていたのかもしれません。
しかし、競争が厳しくなってきた現代においては
売上に直結するような出展目的とすべきです。
売上を上げるためには
まず見込み客を集める必要があります。

展示会出展はまさに
「見込み客(リード)を獲得する」
ために出展すべきなのです。
さらに言うと
「見込み客(リード)を獲得する」
ということも最終ゴールである売上を上げる
途中経過にすぎません。
展示会に出展する際は
見込み客獲得⇒案件獲得⇒受注⇒売上
までをしっかりと考えて出展すべきなのです。

したがって、展示会出展後のフォローも含めた
計画を立てることが重要です。

精度の高いターゲットリストを作るには?

見込み客を集める方法としては
Webサイト、DM、展示会、セミナーなど
様々な方法があります。

最近はインターネットの発達に伴い
Webマーケティングの重要性は高まっています。

Webマーケティングは効率的ですが
スキルやノウハウ、情報発信量が必要となり
すぐに結果を出すことが難しいのも事実です。

重要なのは間違いないのですが
Webマーケティングだけに頼るのは難しいため
プッシュ型のマーケティングも重要となります。

プッシュ型のマーケティングとは
DMやテレマーケティングなど
こちら側から積極的にターゲット企業に
アプローチする手法のことです。
Webサイトを作ったものの
なかなか見込み客を集められないのであれば
積極的にアプローチしていく必要があります。

ただし、ここでやみくもに電話を掛けたり
DMを送ったり、飛び込み営業をしたりしていては
労力もかかり、コストもかかってしまいます。

プッシュ型のマーケティングで重要なのは
いかに精度の高いターゲットリストを作るか
ということです。
どのような企業がターゲットなのかを
しっかりと把握し、そのリストをつくり
アプローチすることで成約率は大きく変わります。

ですので、このターゲット企業の設定
というのは非常に重要なポイントとなります。
では、ターゲット企業を設定したとして
どのようにリストを作成すればよいでしょうか?

インターネットで検索して、コピペでリストを作る
ということもできますが、手間がかかってしまいます。

そのような手間をかけるのではなく
企業リストを購入してしまうというのも一つの手です。
先日、新しいターゲット企業検索サービス
「B2Beegle」というものがメディアで掲載されていました。
⇒ http://b2.beegle.jp/
■日経BP社のITProマーケティング
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atclact/activer/16/10/31/00044/

■Web担当者フォーラム
http://web-tan.forum.impressrd.jp/r/n2u/items/149726

■朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/and_M/information/pressrelease/CNRR2016149726.html
営業先のターゲット企業を、フリーワードで抽出でき
ターゲットリストを作成できるサービスです。

特徴としては
・フリーワードで検索し企業を抽出できる
・検索自体は、無料
・購入の場合は1件@20円
ということです。
このようなサービスを使うことで
手間をかけずに精度の高いターゲットリストを
入手することも検討してもよいでしょう。

「B2Beegle」の詳細は以下をご覧ください。
⇒ http://b2.beegle.jp/

1件受注するのに何枚の名刺が必要か?

漠然と営業活動・マーケティング活動
を行っても結果にはつながりにくいです。

それは何のためにその活動をしていて
その結果どうなるかがわからないからです。

そうではなく、顧客獲得までに
どのようなプロセスを経て
どのような結果が出ているか
を把握しておく必要があります。
例えば、展示会で名刺を獲得し、アポを取り、
提案し、見積もりを出し、受注する
そんなプロセスを経るとします。

つまり以下のようになります。

1)名刺獲得
2)アポ
3)提案
4)見積もり
5)受注

それぞれの割合がわかれば
受注件数から逆算ができます。

1)名刺獲得⇒アポ:10%
2)アポ⇒提案:50%
3)提案⇒見積もり:50%
4)見積もり⇒受注:40%

としたら、1件受注するために
何枚の名刺が必要かわかります。
つまり先ほどまでとは逆になりますが
5)受注:1件
4)見積もり:2.5件(40%)
3)提案:5件(50%)
2)アポ:10件(50%)
1)名刺獲得:100枚(10%)
となるわけです。
この数値を把握できていれば
もし、実際の数値と違うのであれば
どこに問題があるかがわかります。

ここを把握したうえで
展示会出展やセミナー開催、広告出稿
などをしなければならないのです。

このように営業プロセスを分解し
データを把握することで何をすべきかが
把握できるようになります。

漠然と「売上を上げろ」というのでは
何が問題なのかはわかりません。

そうではなく具体的な指示をするために
顧客獲得のプロセスを数値化して把握し
対策をとることが大切です。