自社の商品を顧客に選んでもらうためには
自社独自の強みを訴求することが重要ですよね。
顧客は常に競合他社と比較をして
得られるメリットの高い方から購入するわけです。
ですので、自社の強みをどのようにアピールしていけるか
言い換えると「自社を選ぶべき理由」を伝えていけるか
というのがとても大切になってきます。
しかし、実際には自社の強みをきちんと伝えきれていない
そんな企業も多く見受けられます。
特別な強みがない、と思い込んでいたり
ついつい売り手目線で機能やスペックを並び立てるだけで
顧客が得られるメリットを訴求できていなかったり、
そういうことが起こりがちです。
とはいえ、自社の強みを明確にするというのも
実は難しい作業だったりします。
なぜかというと、自社のことについては
客観的に見ることができないからです。
自分たちにとってはすごいと思っているものが
実は顧客にとってはどうでもいいものであったり、
逆に、自分たちにとっては当たり前すぎて
特に伝えていなかったことが
実は顧客にとってはすごくメリットがあったり、
ということがよくあります。
ですので、強みを再発見するためには
顧客目線で自社のことを見つめなおすことが必要です。
とはいえ、社内の人だけで強みを考え直してみても
どうしても顧客目線になりきることは難しかったりします。
そこでおすすめなのが、「既存顧客に聞く」ということです。
既存顧客が購入してくれたのは、
選ぶ理由があったわけでそれを聞けばよいのです。
ただし、ここで聞き方のポイントがあります。
それは
「競合ではなく弊社を選んでいただけた理由は何ですか?」
という聞き方をすることです。
そうすることで、他社と比較して自社が優れている点を
顧客目線で知ることができます。
ぜひ実践してみてください。