展示会出展で成果を出すためには、ブースやパネル、チラシといった制作物も大切です。
展示会に出展する場合は、以下のようなものを用意しなければなりません。
- ブース装飾
- パネル
- カタログ・チラシ
- デモ機材
- デモシナリオ
- デモ映像
- モニター
- ノベルティ
- アンケート
- ユニフォーム
この中で最も重要なものが、ブースの装飾・パネル製作です。
展示ブース
展示ブースをどうするかは集客効果にも大きく影響しますし、費用的にも額が大きいです。
展示会主催者側が用意している基本ブースであれば費用は抑えられますが、あまり目立てません。
ブース装飾会社や広告代理店などのプロに外注すると、集客力のあるブースを作ることは可能ですがその分費用はかかります。
また、出展する商品の特性や、ブースの場所などによってもどのような装飾、パネルを制作すべきかも変わってきます。
自社の商品特性、目標、予算、ブース位置などを検討し、集客力の高い展示ブースとしましょう。
効果的な展示ブースにするためのポイントをご紹介ます。
目に留まり分かりやすく
まず大切なのは来場者の目に留まり、一目でそのブースが何を展示しているかが分かるようにすることです。
そして、パッと見ただけで興味関心を引き、足を止めてもらうことが大切なのです。
展示会では多くの企業が出展しています。
来場者は多くのブースを眺めながら、自分にとって興味のあるがあるかを探しています。
パッと見て興味をひかなければ、すぐに別のブースに目が移り、そのまま去って行ってしまうものなのです。
簡潔で分かりやすいキャッチコピー
キャッチコピーは機能の説明ではなく、誰にとってどのようなメリットがあるかを訴求しましょう。
目につき、分かりやすく、メリットがわかるパネルやサイン、商品陳列を心がけましょう。
見る人にとってのメリットを分かりやすく伝えるというのは、ブースの装飾やパネルに限ったことではなく、配るチラシやスタッフの声掛けにも共通したものとなります。
顧客目線、来場者目線でのわかりやすいキャッチコピーにすることはとても大切です。
開放感のあるブースに
ブースの入り口がスタンドでふさがれていたり、あるいはスタッフ並んで壁を作ってしまっていすると、来場者はそのブースに近づきにくい、入りにくいと感じてしまいます。
せっかくパネルなどが目に留まって少し立ち止まったとしても、そのまま立ち去ってしまいます。
立ち止まった後、ブースに近づいてもある、ブース内に入って来てもらうことも重要です。
そのようにブースに近づいてきた人は、興味を持った人です。
声をかけやすく、説明を聞いてくれ、名刺交換もしやすいはずの人なのです。
ブースの解放感がなく、近づきがたい印象を与えてしまうと、せっかく興味関心をもってもらった見込み顧客が去って行ってしまうのです。
パネルや商品陳列棚に、来場者が気軽に近づける作りにすることもとても大切なのです。
ブース装飾の会社を選ぶには
展示会主催者の基本ブースではなく、独自のブースにしたいのであればどの装飾会社に頼むかも重要です。
では、どのように選ぶべきかというと、まずは複数の会社に声をかけましょう。
そして、展示会の目的やターゲット、展示する商材について説明すれば、提案をしてくれるはずです。
複数のパターンの装飾も提示してくれるでしょう。
また、費用についても明確に提示してくれるはずです。
なんとなく、その会社に任せるのではなく、しっかりと比較検討しましょう。
まとめ
出展ブースは人の目を留め、興味を引き、近づいてもらえる作りにすることがとても重要です。
予算によるところもありますが、ターゲットとなる来場者に対して、分かりやすくメリットを伝えることがとても大切です。
来場者の立場で考え、どのようなパネルやサインが目を引くか、そして興味関心を持つかを考えたキャッチコピーを考えましょう。
そして、開放感を演出し、気軽に立ち寄れる演出をすることで、有効な見込み客(リード)を見つけることができるようになるのです。