展示会出展で多くの人を集めるのに
ブース作りはとても重要です。
そう聞くと
お金をかけてきれいなブースにしなければならないのか
と思うかもしれませんがそういうわけではありません。
もちろんブース装飾に力を入れること自体
悪いことではありません。
ただし、最も重要なことをないがしろにして
ブース装飾に凝っったとしても
結果につながらないということなのです。
そしてその最も重要なことが
「ブースコンセプト」です。
あなたのブースが何を提供して、
どのようなお客様にとってどんな価値があるか
をわかりやすく伝えているかが重要です。
「誰に」とって「どんな価値があるか」です。
このコンセプトがぶれていると
「何のブースかわからない」
「自分には関係ないブース」
「機能説明だけで価値が分からない」
といった印象を来場者に与えてしまいます。
よくあるのが、せっかく展示会に出展するならと
自社の商材をなんでも並べてしまうブースです。
そして、何のブースかよくわからなくなってしまい
来場者の興味関心を惹けないという結果になってしまいます。
また機能やスペックを強調してるだけで
顧客にとってどんな価値があるか、
どんな課題解決につながるのか
が全く分からないブースなどもよく見かけます。
来場者は多くのブースを見て回ります。
その中で自分に関係があるもの、
自分に役に立ちそうなものを探しています。
その中で、パッと見て
「あ、このブースは役に立ちそうだ」
と思ってもらう必要があるのです。
売り手目線のメッセージではなく、
買い手目線のメッセージで伝えることが重要です。
そのためにも「誰に」「どんな価値を」提供するのか
コンセプトを明確にすることが重要なのです。
コンセプトの作り方はこちらの記事が役に立つと思います。
⇒成果を出す展示会出展のポイント(5)コンセプトの明確化