先日とある展示会に視察に行ってきました。
その展示会は中小企業のための展示会だったのですが、正直言うと、いまいちでした。
というのも、中小企業という切り口のため、業種や業務がバラバラな企業が集まっています。
そのため展示されている商品・サービスもバラバラな展示会だったのです。
しかも、展示ブースが地域で分かれていたりするので、どこにどんなブースがあるかが分かりにくかったです。
来場者の立場からすると、同じカテゴリーのブースをまとめてくれた方が見やすいです。
はっきりいって展示会自体のコンセプトがぼやけてしまっていました。
来場者にとってもいまいちでしたが、出展社にとってもいまいちな展示会だと思います。
出展するなら来場者の属性が重要
展示会に出展する目的は、見込み客の獲得です。
その目的を達成するためには、展示会の来場者数とともに来場者の属性も大切です。
しかし、この展示会のようにカテゴリーがバラバラの企業が出展している展示会では、来場者の属性もバラバラであると考えられます。
そうなると自社のターゲットとなる来場者は、全体来場者のうちのわずかな割合かもしれないのです。
例え来場者全体が多数来たとしても、その中でターゲットとなりうる来場者の割合が数%しかいなければ、あまり意味がありません。
せっかく費用と時間をかけて出展しているのでしょうが、このような展示会ではあまり成果に繋がらないでしょう。
個人的にはおすすめできない展示会でした。
出展する展示会を選ぶ際には、来場者の属性が自社のターゲット層と重なる展示会を選ぶべきです。
自社の成果につながりやすい展示会を選びましょう。