「どんな展示会に出展すればよいですか?」
そんな質問を受けることがあります。
結論としては
「出展する商品を求めている人が集まる展示会」
ということになります。
つまり
ターゲットとしている人が集まる展示会
ということです。
当たり前のことです。
ですが、この当たり前のことがなかなかできていない
という企業も実は多いです。
例えば、IT系の展示会というものがあります。
そしてシステムやクラウドサービスを提供している企業は
そこに出展しようとします。
しかし、本当にそれが正しい選択かは考える必要があります。
IT系と一言で言っても、
インフラ、セキュリティ、経理、人事、生産管理、
営業支援、販促、顧客管理、Web、広告、など
様々な分野があります。
それらが雑多に集まっているという展示会も多いです。
そうすると明確な意図を持った来場者が少ない
という可能性が高くなります。
何か便利なものはないか?
新しい情報はないか?
という軽い感じで来る
情報システム部門の方が多く来ます。
本当にターゲットとしている現場の部門の人が
少ないということもよくあります。
そのような場合は、IT系の商材であったとしても
人事システムなら人事部門向け
営業支援システムなら営業系
の展示会に出展したほうがよいかもしれません。
いずれにしろ、しっかりとターゲット層が
多く訪れる展示会を見極めて出展することが重要です。