認知度アップが目的で展示会に出るのがダメな理由

question3

展示会出展している企業に目的を聞いてみると
「認知度アップのため」と答えられることがあります。

しかし、「認知度アップのため」の展示会出展を私はおすすめしていません。

なぜ認知度アップではだめなのか?

 

それは成果がわからないからです。

認知度アップ目的で展示会出展してもその結果を測定することができません。

結果が測定できなければ、その出展が成功したのか失敗したのかもわかりません。
改善につなげることもできません。

また、本当に売上に結びついているかもよくわかりません。

そして、結果がわかりにくいため、スタッフがどのような行動をすればよいかもわかりにくいのです。
積極的に行動するモチベーションが、上がりにくくなります。

 

このように認知度アップを目的としてしまうと、なんとなく出展した、という状態になりがちです。

 

では、どのような目的をもって出展すればよいのでしょうか?

それは「見込み客を集める」です。

具体的には有効な名刺を集めるということです。
これであれば目標値を設定できます。

そして具体的な行動に落とし込みやすくなります。

目的を間違えて出展してしまうと、せっかくかけたコストと労力が無駄になりかねません。

目的意識をもって出展することをお勧めします。

野村 昌平

野村 昌平

中小企業診断士/ウェブ解析士/VEスペシャリスト
/一般社団法人データマーケティングラボラトリー理事
「企業に選ばれる個人事業者を育成する」というミッションを掲げて活動中。

関連コラム

PR

セミナー情報