「自信がないからできない」から「自信を持ってできる」にする方法

先日、起業を目指している方の
相談にのっていました。

「自分でビジネスをしたい
という気持ちはあるものの
なかなか行動に移せない」
という悩みをお持ちでした。

なぜ行動に移せないのか聞いてみると
「自信がない」
ということでした。

「自信がないから行動に移せない」
これ、けっこうよく聞くパターンです。

新しいことをやろうとした場合
やったことがないから自信がない。

だから行動に移せない。

理屈が通っているっぽく見えますが
これは単に考え方の問題です。

人間は生まれてから
初めてのことをやり続けています。

ハイハイできるようになったり
立てるようになったり
お箸を使えるようになったり
自転車に乗れるようになったり
新しいことができるようになってます。

その際に
やったことがなくて自信がないから
ハイハイしない
ということはなかったでしょう。

とりあえず新しいことを試し
最初はうまくいかないけれど
行動を続けていった結果として
できるようになったわけです。

当たり前のことなのですが
最初からうまくいくとは限りません。

というか、
最初はうまくいかないことの方が
ほとんどのはずです。

しかし、行動を積み重ねていくことで
少しずつできるようになっていき
うまくできるようになっていくのです。

そして、その行動した分だけ
自信がついてくるのです。

なので、
「自信がないからできない」
ではなくて

「行動したからできることが増えて
結果として自信がついた」
という順番なのです。

「最初からうまくいく」
という自信を持とうとしても
それは幻想にしか過ぎません。

「行動すればうまくなっていく」
という自信をもって行動を始め
行動を積み重ねるごとによって
本当の自信が手に入るのです。

野村 昌平

野村 昌平

中小企業診断士/ウェブ解析士/VEスペシャリスト/一般社団法人データマーケティングラボラトリー理事
「企業に選ばれる個人事業者を育成する」というミッションを掲げて活動中。

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