起業で失敗しない!初めての起業で絶対やってはいけない3つのこと

「起業したい!」という方は増えてきています。

しかし、せっかく起業するなら失敗はせずに、成功したいです。

ですが、何も考えずに起業をしてしまうと失敗する可能性が高まってしまいます。

特に初めての起業では多くの方が

そして起業に関して成功する要因は様々なものがあるのですが
失敗する要因はある程度決まったパターンがあります。

今回は、起業で失敗しないために
「初めての起業で絶対やってはいけない3つのこと」
についてお伝えします。

目次

初めての起業で絶対やってはいけないこと
その1:初期費用が掛かるビジネスをする

初期費用をかけすぎるのは危険です。

なぜなら、ビジネスが成功するかどうかはやってみないとわかりません。
特に初めての起業なら、なおさらそうです。

その状態で初期費用をかけすぎると、
回収できないまま終わってしまうリスクがかなり高くなります。

例えば、飲食店などの店舗型のビジネスだと
・物件取得費用
・内装、外装工事費用
・設備費用
などで数百万~数千万かかります。

これらを自己資金だけで賄うのはなかなかたいへんなので
借り入れも行うことになるでしょう。

そして、数千万の借り入れをしたうえで
もしそのビジネスがうまくいかなかったとしたら
多額の借金が残ってしまうことになります。

そのようにならないためにも
初めての起業はなるべく初期費用をかけずにできる
ビジネスを選ぶことが重要です。

初めての起業で絶対やってはいけないこと
その2:固定費がかかるビジネスをする

初期費をかけすぎるビジネスを選ぶのは危険です。

固定費とは売り上げなどに関係なく
必ずかかる費用のことです。

例えば
・家賃
・水道光熱費
・人件費
などがあげられます。

この固定費を以下に抑えるかが
ビジネスがうまくいくかどうかの
重要なポイントとなります。

飲食店などの店舗ビジネスですと
・家賃
・水道光熱費
・人件費
が毎月かかってきたりします。

何もしなくても掛かる費用が高ければ、
売上が上がらない状態となったとき
赤字を垂れ流すことになります。

このように固定費をかけないということは
特に初めての起業では注意すべきポイントとなります。

初めての起業で絶対やってはいけないこと
その3:利益率が低いビジネスをする

費用の話を2つしてきましたが
実はこの3つ目。

利益率というのも大事なポイントとなります。

例えば1万円で商品を売っていたとします。

その商品を仕入れて売っていた場合は
仕入れ金額=原価がかかります。

その仕入金額が千円だとしたら利益は
10,000円-1,000円=9,000円となります。
利益率は90%です。

一方、仕入金額が9千円だとしたら
10,000円-9,000円=1,000円となります。
利益率は10%です。

つまり、同じ金額の売上があったとしても
残るお金の量は9倍も違ってくるわけです。

まあ、当たり前のことですね。

しかし、この利益率こそが
想像以上にとても大切なのです。

「薄利多売」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
これは売上は上がってるけど利益は小さいということです。

一見、売上はすごそうですが
実態としてはあまり儲かっていないのです。

よく情報として
「年商○○億円」
といったことが言われますが
その数字にあまり意味はないのです。

本当に重要なのは利益です。

その利益率が低いビジネスは
とても厳しいビジネスなのです。

なぜなら数を売るというのは
ビジネス上とても大変なことだからです。

ですので、利益率が高いビジネスをする
というのはとても大切なポイントです。

 

まとめ

このように
・初期費用がかかる
・固定費がかかる
・利益率が低い
というビジネスを初めての起業でやるのは
おすすめしません。

もちろんそのようなビジネスでも
しっかりと事業計画を立て、
しっかりとマーケティングし
しっかりと経営をしていけば
成功できることもあります。

しかし、それはかなりハードルが高いのです。

初めての起業では逆に
・初期費用を抑え
・固定費がかからず
・利益率が高い
ビジネスを選ぶことが失敗せず
成功する企業につながるのです。

 

野村 昌平

野村 昌平

中小企業診断士/ウェブ解析士/VEスペシャリスト/一般社団法人データマーケティングラボラトリー理事
「企業に選ばれる個人事業者を育成する」というミッションを掲げて活動中。

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