過去の経験が独自の強みになる

士業・コンサルタント・コーチなど
専門家のビジネスでは
「独自の強みを出す」
ということは大切です。

競合ではなく、
「あなただからお願いします」
とクライアントに選ばれる存在に
なる必要があるからです。

「独自の強みを出しましょう」
と言うと

「いや、、、特別な強みはないんです、、、」
と答える方がけっこういます。

でも、それって本当でしょうか?

実際には誰しもが独自の強みを持っています。

なぜなら、
あなたの人生は
あなたしか経験したことがないから。

その経験を活かせば十分に強みになります。

特に一見ネガティブな経験が
とても強い強味になることもあります。

例えば
先日私のクライアントさん数名で
働き方改革のセミナーを開催しました。

その中の一人の方は、会社員時代に
いわゆるうつ病と診断されました。

そこから立ち上がり
自分の人生や働き方を見直し
中小企業診断士の資格を取得し
その会社を退職しました。

そして、
経営コンサルタントとして独立し
充実した毎日を送っています。

働き方改革セミナーでは
そんな彼が会社組織や
働き方について話をしました。

せっかく優秀な人材がいても
それをつぶしてしまうような会社では
結局、生産性は上がりません。

会社組織はどうあるべきか?
働きやすい環境には何が必要か?
生産性を上げるにはどうすればいいのか?

うつ病を経験した彼が話したからこそ
参加者の方に響くものがあったのです。

このように過去の経験があるからこそ
語れるものがあります。

あなたにしか語れないことがあります。

あなたの経験には価値があります。

自分にとってはネガティブに思えるもの
自分にとっては当たり前のものの中に
実は宝が眠っているのです。

ぜひ自分の経験を振り返り
その宝を見つけてみてください。

そこから独自の強みが見つかります。

野村 昌平

野村 昌平

中小企業診断士/ウェブ解析士/VEスペシャリスト/一般社団法人データマーケティングラボラトリー理事
「企業に選ばれる個人事業者を育成する」というミッションを掲げて活動中。

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