起業当初、周りの声に振り回されないために

私は起業のコンサルティングをしているので
起業したいというの方の相談をく受けます。

その中で、

「起業することを
知り合いの経営者に話したら
『考えが甘い!』
と言われて自信を無くしました」

ということをおっしゃる方がいます。

まあ、このようなことはよくあることです。

起業準備中や起業当初
周りの人はいろいろと言ってきます。

「それではダメだよ」
「そんなんじゃうまくいかないよ」
「これをやらなくちゃだめだよ」
「もっとこうした方がいいよ」

それが先輩経営者、
ある程度成功している人の話だと
真に受けてしまいがちです。

しかし、ちょっと立ち止まって

「その人が言っていることが
本当にあなたにも合っているのか?」

ということを考えてほしいのです。

もちろんその人たちも
悪意があるわけではなく
善意でアドバイスを
しているのだと思います。

しかし、その人たちは
あくまでも自分の経験をもとにした
自分の考えを言っているにすぎません。

成功者と成功させる人は違います。

自分が成功することと
人を成功させる能力は
全くの別物なのです。

成功している経営者であっても
コンサルタントではありません。

なので、先輩経営者や
成功している経営者の話だとしても

「そういう意見もあるのだなー」
参考程度に聞くだけにすることです。

取り入れたほうがいいものは
取り入れればよいのですが
全てを鵜呑みにする必要はありません。

とはいえ、
起業当初など自信がないとき、
自分に軸がまだできていないときは
そんな周りの意見に右往左往しがちです。

そんなときは信頼できる
コンサルタントやコーチ、メンターなど、
つけることがおすすめです。

「この人の考えを軸にする」
という人を見つけてみてください。

そうすれば周りから何か言われても
その人に相談することもできるし
その人ならどう考えるか
という軸ができます。

野村 昌平

野村 昌平

中小企業診断士/ウェブ解析士/VEスペシャリスト/一般社団法人データマーケティングラボラトリー理事
「企業に選ばれる個人事業者を育成する」というミッションを掲げて活動中。

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