中小企業診断士として独立する「5つのメリット」を実体験から解説

中小企業診断士の野村昌平です。

私は中小企業診断士の資格取得をきっかけに独立し、
経営コンサルタントとして活動して10年ほどになります。

今回は、私自身の独立後の実体験に基づき、
「中小企業診断士として独立する5つのメリット」
についてお伝えします。

独立を検討している方、
あるいは独立後の働き方を模索している方にとって、
少しでも参考になれば幸いです。


中小企業診断士として独立する5つのメリット

目次

1. 時間が自由になる

会社員時代、私は朝9時から夜遅くまで、
月曜日から金曜日まで働くという決まったサイクルの中で
窮屈さを感じていました。

土日祝日や有給休暇も、
自分の都合だけで自由に取得するのは難しい状況でした。

しかし、独立後はすべての時間のコントロールを自分自身で行うことができます。

もちろん、クライアントの状況に合わせて対応すべき部分はありますが、
対等な関係であるため、自分の都合に合わせて仕事を進めることも可能です。

私の場合、午前中はゆっくり過ごし、
午後から仕事をするという働き方をすることが多いです。

また、平日を休みにしたり、長期休暇を取って海外旅行に行ったりと、
時間に縛られない自由な生き方ができるようになりました。

これは独立の大きなメリットの一つです。


 

2. 好きな人とだけ仕事ができる

会社員時代は、上司や同僚、部下、そして顧客も
自分で選ぶことはできませんでした。

人間関係のストレスを抱えながらも、
我慢して仕事を進めなければならない場面も少なくありませんでした。

人生のストレスのほとんどは人間関係から生じると言われることもあります。

独立後は付き合う人をすべて自分で決めることができます。

クライアントを選ぶことも、一緒に働く仲間を選ぶことも、
すべて自分の意思で行うことができます。

その結果、気が合う人、好きな人とだけ仕事ができるようになり、
人間関係のストレスはほとんどなくなりました。

周りが好きな人ばかりになり、仕事がより楽しくなりました。


3. やりたいことができる

社員時代は、たとえ得意でなかったり、
好きではなかったりする仕事でも、
会社の命令であればやらなければなりませんでした。

しかし、独立後は基本的に
自分が好きなこと、やりたいことだけをやれば良い
という働き方が可能です。

私の場合、セミナーでの講演、
経営者とのマンツーマンコンサルティング、コーチングなどは本当に好きです。

クライアントが変化していく姿を見るのが何よりの喜びであり、
もはや「仕事をしている」という感覚すらありません。

やりたいことがそのままビジネスになり、
相手に感謝され、収益にもつながっています。

もちろん、事務作業などの細々とした業務も発生しますが、
それらも人に任せることができます。

本当にやりたいこと、自分の強みを活かせることに
集中して取り組めるのは、独立の大きなメリットです。


4. 収入が増える

独立1年目はそこまで稼げなかった時期もありましたが、
会社員時代の給料とほぼ同等の収益を確保することができました。

そして2年目には倍以上になり、
現在では会社員時代の数倍の収入を得られるようになっています。

なぜこのようなことが可能かというと、
コンサルタントはクライアントに「成果を出してもらうこと」さえできれば、
自分の収入を上げていくことができるからです。

会社員のように時間給で働くのではなく、
クライアントに大きな成果を出せば、
その分の対価として自分の時間単価を圧倒的に高めることができます。

収入が増えることで、人生における選択肢も大きく広がります。


5. いろんなことに挑戦していける

独立後は、会社員時代とは関わる人が大きく変わります。
同僚という狭い世界から抜け出し、
様々な経営者の方々と関わるようになります。

彼らとの交流を通じて、
「こんなビジネスもあるんだ」
「こんな仕事の楽しみ方があるんだ」と、
世界がどんどん広がっていく感覚を得ることができます。

また、
「こんなプロジェクトを一緒に立ち上げよう」
「こんなことで協業できるのではないか」といった自由な発想が生まれ、
次々と新しいことに挑戦していくことができます。

決まりきった生活を送るのではなく、日々を楽しみながら、
次はどんなことができるだろうとワクワクしながら生きられるようになったのは、
独立の大きなメリットです。


まとめ

中小企業診断士として独立する5つのメリットをまとめると以下の通りです。

  1. 時間が自由になる:自分で時間のコントロールができる。
  2. 好きな人とだけ仕事ができる:人間関係のストレスから解放される。
  3. やりたいことができる:自分の好きなこと、得意なことを仕事にできる。
  4. 収入が増える:自分の成果が直接収入に反映される。
  5. いろんなことに挑戦していける:世界が広がり、新しい可能性が生まれる。

もちろん、独立すれば全員が必ず成功するわけではありません。

ビジネスをどう構築し、稼ぐ力を身につけられるかが鍵となります。

しかし、しっかりと自分自身のビジネスを構築することができれば、
これらの自由を手に入れることが可能です。独立に興味がある方は、
ぜひ一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

なお、 中小企業診断士として独立し、
経営コンサルタントとして安定的に仕事を獲得するための具体的な戦略について、
私は無料のPDFレポート「コンサルタントのためのクライアント獲得5ステップ」
を提供しています。

どのようにコンサルタントのビジネスを構築していけば良いか、
具体的なステップを解説していますので、お申し込みいただければと思います。

野村 昌平

野村 昌平

中小企業診断士/ウェブ解析士/VEスペシャリスト/一般社団法人データマーケティングラボラトリー理事
「企業に選ばれる個人事業者を育成する」というミッションを掲げて活動中。

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