現代は情報があふれているので、
様々な情報を簡単に入手することができます。
その結果、様々な競合と簡単に比較される
時代となっています。
士業・コンサルタントの業界でも
かなり競争が激しくなっています。
そんな競争が激化している中で
クライアントに選んでもらうためには
「あなたを選ぶべき理由」を
明確に打ち出すことが重要です。
いわゆる差別化と呼ばれるものですね。
「なぜ競合からではなくあなたから
購入する必要があるのか?」
という問いに答える必要があります。
しかし、実際は「差別化できない」と
悩んでいる士業・コンサルの方が
けっこういらっしゃいます。
実は、差別化できないのは
単に切り口がわかっていないだけで
実際には差別化「あなたを選ぶべき理由」
というのは作り出せます。
「あなたを選ぶべき理由」というと、
実績、経験、スキル、ノウハウ、
サービスメニュー、価格、
などがすぐに思い浮かぶかもしれません。
そして、
「まだ実績がないから・・・」
「知名度がないから・・・」
「スキルも高くないから・・・」
「特別なメニューはないから・・・」
「結局、安くやるしか・・・」
と、「あなたを選ぶべき理由」
が思い当たらないと
考えてしまうかもしれません。
しかし、「あなたを選ぶべき理由」
は、そのようなことだけではないのです。
例え、実績や経験がゼロであっても、
スキルやノウハウが競合に劣っていても、
「あなたを選ぶべき理由」
を作り出すことは可能です。
例えば「人柄」なども
重要な要素となってきます。
士業・コンサルタントは、
モノを売るのではなく、
人対人のビジネスです。
クライアントとあなたとの
関係性もとても重要な要素です。
どんなに優れたノウハウを持っていても、
豊富な実績を持っていたとしても、
人として信頼されなければ、
クライアントは契約をしません。
このように「人柄」や「顧客との相性」
なども「選ばれる理由」になります。
迅速な対応であったり、
手厚いサポートであったり、
寄り添う姿勢なども、
「選ばれる理由」になってきます。
このように、実績や経験がない、
スキルやノウハウが足りなくても
「選ばれる理由」を作ることは可能です。
重要なのは、
「どのようなニーズを持つクライアントに対して、
どのような価値をどのように提供できるのか」
を真剣に考え、ビジネスコンセプトを
明確化することです。